「歯医者のオリンピック」とは?日本国際歯科大会をわかりやすく解説
— International Conference / 国際学会

「歯医者のオリンピック」
とは?
日本国際歯科大会を
わかりやすく解説。

— Published 2026.06.29
湯口晃弘

— この記事の監修者

湯口 晃弘(ゆぐち あきひろ)/ 医療法人令徳会 理事長・ユアーズデンタルクリニック院長

日本歯周病学会認定医、EAO(European Association for Osseointegration)認定医、5-D Japan ペリオインプラントコース インストラクター。2026年5月、米国歯周病学会の公式誌 Clinical Advances in Periodontics に筆頭著者として症例報告を発表(DOI: 10.1002/cap.70076)。

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「歯医者のオリンピック」と呼ばれる学会があるのをご存知でしょうか。4年に一度、横浜・パシフィコ横浜で開催される 日本国際歯科大会(Japan Dental Show)。世界中の歯科医師が集まる、国内最大級の歯科学術大会です。
湯口は 2023年9月の第9回大会に登壇しました。本記事では、この大会と「若手部門」に出ることが、患者さんの治療にとってどのような意味を持つかをわかりやすく解説します。
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湯口院長による動画解説(約23分):「前歯のインプラントは難しい!」── 湯口院長(日本臨床歯周病学会 最優秀賞 受賞)による解説動画。受賞演題「低侵襲な術式で前歯部単独歯インプラント治療を行った1症例」と関連する、前歯部インプラントの審美的アプローチを23分で詳しく解説。
— Related Videos(湯口院長 関連動画)

日本国際歯科大会とは何か

日本国際歯科大会は、Quintessence(クインテッセンス)出版が主催する国際的な歯科学術大会です。4年に一度、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催されます。

— THE 9TH JAPAN DENTAL SHOW
第9回 日本国際歯科大会 2023
  • 開催地:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
  • 開催日:2023年9月29日〜10月1日(3日間)
  • 主催:Quintessence Japan(クインテッセンス出版・国際歯科大会組織委員会)
  • 規模:世界中から数千名の歯科医師・歯科衛生士・関係者が参加
  • 講演:世界トップクラスの研究者・臨床医による最新研究発表
  • 同時開催:大規模な歯科関連の展示会・商談会

4年に一度の理由

「4年に一度」という開催ペースは、歯科医療の新しい研究成果や臨床技術が成熟するために必要な期間として設定されています。毎年開催では発表内容が薄くなるため、4年ごとに「総決算」を行うイメージです。

過去の大会と次回予定:

  • 2018第8回 日本国際歯科大会(パシフィコ横浜)
  • 2023第9回 日本国際歯科大会(パシフィコ横浜)★ 湯口 登壇
  • 2028第10回 日本国際歯科大会(予定・パシフィコ横浜)

なぜ「歯医者のオリンピック」と呼ばれるのか

日本国際歯科大会が「歯医者のオリンピック」と呼ばれる理由は、以下の特徴によります。

1. 4年に一度の開催

オリンピックと同じく4年に一度。歯科医師にとって、人生で何度も経験できないイベントです。

2. 世界中から参加者が集まる

日本国内だけでなく、米国・欧州・アジアの歯科医師・研究者が集まります。国際的な学術交流の場

3. 演者として登壇することが、業界の重要な評価指標

大会で演者として登壇すること自体が、その歯科医師の臨床実績と研究成果を業界が認めた証となります。「歯医者のオリンピックに出る」ことは、選手にとっての名誉と同じ意味を持ちます。

4. 大規模な学術プログラムと展示会

パシフィコ横浜の広大な会場で、複数のホールで同時進行する講演、世界最大級の歯科関連展示会、シンポジウム、ハンズオンセミナーなどが行われます。歯科業界の「お祭り」のような規模感です。

たとえ話:サッカーで言えば「FIFAワールドカップ」のような存在。代表選手として出るのが大変名誉なように、歯科医師にとっても日本国際歯科大会の演者として登壇することは大きな評価です。

「若手部門」とは何か

日本国際歯科大会には、ベテラン歯科医師の講演に加えて、若手歯科医師のための特別セッションがあります。これが「若手部門」と呼ばれるカテゴリです。

若手部門の意義

歯科業界の次世代を担う若手歯科医師の中から、特に臨床実績と研究成果が評価された人物を選抜し、登壇の機会を与える趣旨で設定されています。

主な選抜基準:

  • 論文や症例発表の実績
  • 所属学会・スタディグループでの活動
  • 師事した先生からの推薦
  • 提出した症例の品質

関連イベント:YOUNG Dental Innovators’ Meeting

2025年11月には、「2nd YOUNG Dental Innovators’ Meeting」(第2回 ヤング・デンタル・イノベーターズ・ミーティング)が同じパシフィコ横浜で開催され、湯口も登壇しました。これは Quintessence 主催の若手歯科医師の発表の場として、定期的に開催されています。

登壇演題

湯口の2025年の登壇演題は「美しい前歯部インプラント治療を目指して 〜抜歯即時埋入ばっしそくじまいにゅうからGBR(ジー・ビー・アール、骨造成)まで〜」。詳しくは 前歯のインプラントで失敗しないために をご覧ください。

湯口の登壇歴

  • 2023.9第9回 日本国際歯科大会 2023(パシフィコ横浜)登壇
  • 2025.112nd YOUNG Dental Innovators’ Meeting(パシフィコ横浜)登壇
    演題:「美しい前歯部インプラント治療を目指して 〜抜歯即時埋入からGBRまで〜」
  • 2025.11Global Dental Wing 2025(東京駅八重洲口・戸田ホール)登壇

出場までの研鑽プロセス

国際歯科大会・若手部門への登壇には、長年の臨床りんしょう・研究・学術活動がくじゅつかつどうの蓄積が必要です。湯口の場合、以下のプロセスを経ました。

1. 5-D Japan ペリオインプラントコース インストラクター活動

5-D Japan の教育コースで、若手歯科医師の指導にあたることで、自身の知識と技術も磨かれます。

2. OJ(オー・ジェイ)等のスタディグループでの症例発表

OJ ミッドウィンターミーティングで上位入賞(2020年)。これが米国 OSCSC への 英語講演権獲得につながりました。

3. 日本臨床歯周病学会 最優秀賞 受賞

2023年6月、第41回年次大会(福岡)で「低侵襲な術式で前歯部単独歯インプラント治療を行った1症例」が 新進気鋭セッション 最優秀賞 を受賞。詳しくは 受賞歴の解説記事 へ。

4. クインテッセンス出版での書籍寄稿

YEARBOOK 2023『歯周組織再生療法&根面被覆術』に13名共著の1人として参加。クインテッセンス出版とのつながりが、国際歯科大会への登壇機会につながっています。

5. 国際共著論文の執筆

2026年5月、Otto Zuhr(オットー・ツーア)らと国際共著論文を発表。国際共著論文という研究実績が継続的な登壇機会につながっています。

— Consultation

国際大会で発表する歯科医師に、札幌で相談する

札幌・大通駅直結のユアーズデンタルクリニックで、湯口院長によるご相談を承っています。国際歯科大会で評価された臨床実績を、札幌で。

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患者さんにとっての意味

「歯医者のオリンピック」に出る歯科医師であることは、患者さんの治療にとって以下のような意味を持ちます。

1. 業界が認めた臨床実績

国際歯科大会の演者として登壇できるのは、業界が認めた臨床実績と研究成果を持つ歯科医師だけ。選抜された人物による治療を受けられます。

2. 最新エビデンスへのアクセス

世界中の歯科医師・研究者と交流することで、最新の治療技術と研究成果が、札幌の診療室で患者さんに還元されます。

3. 継続的な研鑽の証

4年に一度の大会への登壇を続けるには、継続的な研鑽と学術活動が不可欠。湯口は次回の第10回大会(2028年予定)への出場も視野に、日々の研鑽を続けています。

4. 札幌に住みながら、国際学会で発表する歯科医師の治療を受ける

国際学会で症例を発表している歯科医師による治療を、札幌・大通駅直結の診療室で受けられます。それが、ユアーズデンタルクリニックの提供する価値の1つです。

よくあるご質問

日本国際歯科大会とは何ですか?
日本国際歯科大会は、Quintessence(クインテッセンス)出版が主催する、4年に一度パシフィコ横浜で開催される国際的な歯科学術大会です。「歯医者のオリンピック」と呼ばれることもあり、世界中の歯科医師が集まる場。第9回大会は2023年9月29日〜10月1日に開催されました。
「若手部門」に出るとはどういうことですか?
若手部門は、若手歯科医師の演者が登壇する特別セッションです。出場には、症例審査と選抜プロセスがあり、若手歯科医師の中でも臨床実績と研究成果が評価された方のみが招待されます。湯口は2023年に第9回大会で登壇し、2025年11月には関連する「2nd YOUNG Dental Innovators’ Meeting」(パシフィコ横浜)にも登壇しました。
次回はいつ開催されますか?
日本国際歯科大会は4年に一度の開催で、第9回(2023年)の次は2028年頃の予定です。湯口は次回大会への出場も視野に、継続的な臨床研鑽と研究活動を行っています。
湯口先生は他にもどのような学会に登壇していますか?
湯口は2025年11月の「2nd YOUNG Dental Innovators’ Meeting」(パシフィコ横浜)、「Global Dental Wing 2025」(東京)に加え、2022年9月の 米国カリフォルニアOSCSC英語講演、2025年4月の長崎大学講義など、国内外の学術活動を継続的に行っています。詳しくは 院長プロフィール をご覧ください。
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